■ TEXT

*下に行く程新しいです。

 D.Gray-man

お題提供; Arcadia.


ラビユウ

その月、分かつ夜

己の命すら危険に晒す無言の訴えは、紙一重から生まれる自分の強さを僅かばかり鈍らせる。


【学生】

どうかお願い、気付かないで

【お題】ラビは、空いた手を枕元について、その細い身体に覆い被さるようゆっくりと上体を折った。

言える訳ない、そんなこと、
君だけには

【お題】そこには所詮、一線を越えた確かな繋がりなど、存在するはずもない。






 探偵学園Q

お題提供; mix+100+mix


ケル流

泡 沫 1

これは、警告だ。ソコへ踏み入れてはならないと、アタマがココロを抑えつける。

泡 沫 2

どこまでも真意の掴めないケルベロスの言葉に、苛立ちさえ覚えてくる。

photograph

【お題19】全ては、今日を境に過去のものへと姿を変える。(キュウ流含)

You don't Konw... 〔α〕

早朝のリビングにはあまり相応しくない姿で、その男は静かに眠っていた。

You don't Konw... 〔β〕

肩で息をしながら口を開いたが、あまりの唐突な出来事に脳がついて来ていないようだった。



七流

解 放 区

この細い肩に、一体どれだけのものを背負って生きてきたというのだろうか ――― 。

ゆびきり

【お題5】落ちた帽子を拾い上げて被りなおす様子を、リュウは尚も強張った表情で見つめている。



キュウ流

Existence 1

目の前の大きな手を取れば、全ての苦しみから解放される気がした。

Existence 2

僅かに潤んだ綺麗な瞳が、真っ直ぐに向けられる。

self-expression 1

キュウの手も相当冷たかったが、そこに感じたリュウの肌は更に冷え切っていた。

self-expression 2

悟られないように、真っ直ぐに合わせていた視線をキュウから引き剥がす。

self-expression 3

「…キュウの体温…気持ちいいね……」 耳元を、吐息交じりの声が掠めた。

precious Person.1

「また、冥王星の存在を感じるような気がしてならないんだ……」(デッドリンク)

precious Person.2

視線をずらした先にある利き手は赤く染まり、時折深赤色の雫を滴らせている。(デッドリンク)

愛のカタチ

男の子の遊び相手をしながら、リュウは困ったといった表情を浮かべた。

違う時を過ごす君へ。

映し出された発信者の名前を目にして、苦しいほどに胸が脈打った。



キリ番

在るべき場所

3900hit ご報告者:ひびきさま
リクエスト:すれ違い。それでも惹かれあうキュウとリュウ




 感 想


 WEEKLY MAGAZINE (〜 2005.7)